熔解した金属の計量を可能とした画期的なシステム
金属を熔解し成型する鋳造分野では、機械の構造上、材料注入時や成形時に計量ができない事があるようです。 当社の荷重計で培った計測技術のノウハウは、荷重を歪みで捉えるという発想で不可能と思われていた計量を行えるようになりました。
4チャンネルのセンサー反応
各所に取り付けられたセンサーが、全体の重量を正確に測定します。
支点となる箇所に配置することと、各センサーの歪み量を合計することにより、より正確な重量として表示することを可能にしました。
注入重量表示
任意に初期化した時点からの増量分・減量分に対して、差分重量を表示することが可能です。
材料注入の増量時、成形時の材料減量時ともに細やかに数値管理できる利点は、コスト管理や品質管理にも繋がります。
総重量表示
重量を差分のみならず総重量として表示することも可能です。
材料・容器を加えた総重量を計れることは、センサー不良や校正時期を図る際の判断材料や、全重量での監視・管理業務に役立ちます。
計測活動動作停止入力
ドライ接点を用いての計測動作を停止させることが可能です。
動作制御を司るユニットからの入力信号を用いて、作業者様に負担のない表示タイミングを制御することは、管理業務に於いて大きな利点となります。
| 名称 |
アルミ鋳型材料計量器 |
| 入力センサー |
ゲージセンサー×4 |
| 測定仕様 |
注入重量・総重量表示 |
| 構造 |
単体設置型 |
| 表示桁数 |
4桁数値(単位はkg) |
| 入力 |
荷重信号+、荷重信号−(専用ケーブル入力)
計測動作停止信号(ドライ接点に限る) |
| 定格:電源電圧 |
AC100V±10% 50/60Hz-0.61A |
| 寸法 |
JISラックサイズ 480(W)× 430(D)×99(H) |